コピーライター_雑感

7月が終わろうとしている。チラシは校了となり、会社案内はまだボールを握ったまま。社長の思いのまとめと編集は年内いっぱいかかりそうな感じ。その他、手付かずのいくつかの仕事も8月にお引っ越し。

誰から買うか、どこから買うか。消費者としての自分自身を振り返っても、こういう判断を繰り返していることに気が付く。理念や哲学に共感できると、すごくいい関係で結ばれる。そういうことを某社にお話し、ご提案させていただき、平面に定着した。次は、社内への定着を試みる。

暑さも、エアコンの気持ちよさも思考を曖昧にしますが、気持ちだけは切らさずに、夏のうちに書き上げるべきは書き上げようと思う。世に出た広告からはわかりませんが、作り手は、その時の季節とともに記憶する。暑さのなか書いた言葉は、逞しさもあれば、爽快な突き抜け感もある。それは、作り手としての密かな愛だったりする。


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言葉の力

言葉は、人を救う力がある。
(もちろん、反対の力もある)
売りたい、人にきてほしい、伝えたい、自分のやったことを後世に残したい・・・
このような思いがコピーライターに託される=受注
まさに、7月はそんな案件が3つ続き、これまでの自分とは違う意識で静かに経営者と向き合った。

言葉には、記号を超えた意味があり、気持ちがあり、魂がある。
これは、私がコピーライターになったばかりの時にはあまり意識していなかったこと。その頃は、かっこいい言葉、大きい言葉、尖った言葉を探してた。それはイコール、かっこよく見せたい自分、大きく見せたい自分、尖りたい自分がいたんだと思う。

プラスの言葉だけを吐くこと、マイナスの言葉を言わないという覚悟、そういうことも言葉の仕事をしながら大切に思うようになった。昨日、企業の内部がぐちゃぐちゃで何をすれば良いのかわからないと言う相談を受けた。私には、それを言葉で解いてくことしかできないけど、大抵はそういう企業は即効性が必要で時間が待てないのも事実。
良い言葉が、良い企業をつくる。プラスの言葉に、人は集まる。人が来なくなった店には、愚痴や不平不満が充満していると言うのも有名な話。ネットの時代は言葉の時代。コピーライターじゃなくても、誰もが日常から心がければ、少しずつ世の中がよくなるよって話。


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仕事の流儀

会社案内の制作に私を推薦してくださったデザイナーさん。ありがとうございます!
「ビジネス系でナンバーワンのコピーライターを」というお客さまのご要望に「人見さんがピンときた!」と嬉しいことを言ってくれた。
ビジネス系とは何か?とは思ったが、実際に取材に伺うと、マーケティングや組織開発、人材育成など、企業担当者がおおよそ勉強されているであろう内容くらいは知っておいてね、ということだと察知した。そこはお任せください笑
近年は、創造性というキーワードが企業経営に必須のようで、そのテーマは数年前に論文を書かせていただいた時に、複数の書籍やジャーナルは拝読した。こんなところで役立つとは!

うまくいっているように見えたのだと思う。
一緒にその場で聞かれていた新入社員の広報担当者が、その後私の元にやってきて、これから社内報を担当するのだが、インタビューのコツは何ですかと問うてこられた。
17年もやっていると、どなたと対峙しても緊張することもないし、論点に焦点を当てて、なんとか話を深めていくことはできるようになる。時折笑いも入れながら。

流儀としては、まずは無知では仕事にならない。では、化学の話題はどうなのかと言えば、無知だが、話を理解し、わからないことを整理し、説明を求めるくらいのことはできる。今回伺ったのは上場企業の子会社だったが、社員の皆さんはとても勉強をされていた。そしてさらに勉強されているのは経営者だ。いやしくも企業経営に資する言葉を標榜するのであれば、もっと勉強しないといけないとネジを巻いた。そして、この企業の皆さんの知的好奇心や知的欲求を満たすことのできる会社案内を書こうと奮起できた。


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たしかにわかりますが・・・

手法にとらわれて、
とりあえずネット云々に時間と予算を費やし、
それでも状況は難く、
ハタと気づき、
コミュニケーションの本質に戻ろうと
わたしが呼ばれる。
そのころには予算は果てて、
知恵を絞って困難を乗り越えようと試みる。
よくあるパターン。
手法、器に目を奪われるのは
仕方ないといえば仕方ないが、
そこだけでは動かないよ。


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言葉と経営_その後_その後05

「これでいいのか問題」というのは、どんな人でも感じることがあると思います。
料理を作っていても、揚げ物はこれでいいのか。中まで火が通っているのか。
提出する企画書は? 書いたコピーは?
このあたりの後2者は、私がコピーライターとして仕事を始めた頃、常に自問したいたことです。

だから、名前が知れたコピーライターの企画書を見たかったし、書いたコピーにOKと言ってもらいたかった。
その意味でコピーライターの師匠を持てたことは良かったし、全国区のコピー賞や広告賞での評価も意味のあるものでした。
同じ問題を、おそらくどの企業も抱えているはずです。
社内で書いたこの商品のキャッチフレーズは、果たして機能していくのか。これで売れるのか?
社運を賭けた商品であれば、それはシビアになりますが、予算もない。だから、自社で・・・ということもよくある話。

プロに依頼するというのは、「これでいいのか?」問題に「これがいいんです」と言ってもらえることが一つの大きな力。
信じることができるというのは、力です。
それが、多角的な視点で、多くの経験則に基づいたものであればあるほど、信じる力も大きくなっていきます。

企業経営に言葉は必須の要素の一つですが、自社で試行錯誤する時間とコストが許容されているならばまだしも、そこを最小で、という場合に、プロの意味があると整理をしています。近年の得意先からは、そういう期待を感じています。


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