<魂>

【これも、コピーライターの視点_145】

目に見えない世界に言及するとおかしくなったのではないかと思われる方も多いとおもいますが、何となく感じちゃったんですね。魂というやつを。いま生きている現世、その前の前世、そして来世。ずっと魂はあって、現世にわたしたちは肉体を借りて降りてきているのだという説を、根拠もありませんが肯定してしまいます。幼子の観察をしているとよくわかりますが、暴れずにおれないとか、泣かずにいられないとか、極端な感情表現は、魂の居場所として心地よくないよ、というメッセージと見ると、彼らの行為をありのまま受け止めて、包容できそうに思います。

言葉というのもまた、その方法の一つではないかということです。わたしはコピーライターの仕事のなかでも、人を解放する言葉を指向する傾向にあるように自認しています。何かにとらわれて苦しんでいる状況からふっと楽に抜け出せる言葉。広告という企業活動の一環を支援するのも言葉なら、人は自分が救われたり、自由になったり、テンションが上がったりしたときに、財布のひもを緩めて、社会とリンクしようという意欲がわいてくるのではないかと思います。

言葉が社員の成長に生かせるというのも、まずはありのままの存在を肯定できるところからスタートするのではないか。それぞれの存在を認め合うところに、成長の原点があります。それは、魂は平等だということでしょうか。生きづらさを抱えながらも何とか魂を磨きたいと願うのが人間であるとするなら、あとは時間の問題でしょう。歯車がかみ合うには、どうしても時間、タイミングが必要です。人間をどのような存在ととらえるかによって、言葉が変わってきます。その言葉が、企業のコミュニケーションの一つであるなら、ブランド価値に影響を及ぼします。

魂のレベルで生き方を見通していくと、その安定する方向は意外と自然に見えてくるように思います。余計な雑音が耳に入ってこなくなるし、魂の連続性が見えれば、肉体を与えられているうちにやるべきことも見えてくるというのでしょうか。昨夜は、得意先の新年会(2月ですが!)で、こんな話をしました。生きることは、魂を磨いていくこと。見えない世界の話ではありますが、信じる価値のある考え方であると感じています。


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<今週の動き>

今週も、大阪からスタート。火曜まで。水曜以降は、得意先との打ち合わせが2件ある以外は、溜まっている制作の時間。ラジオCM、企画書、原稿、セミナー準備などなど。金曜は、お誘いいただいた飲み会。土曜は、得意先と遅めの新年会!
週末は子どもの野球でした。午前は学童さんによる審判講習。午後からは、練習試合2試合。最終学年として、チームに貢献できる最後の年です。
いまのわたしに転勤は関係ありませんが、新入社員として就職した会社は転勤の可能性があり、わたしはそれを快く思っていませんでした。当時はまだ結婚なんて予定すらなかった時期ですが、子どもができれば、子どもの成長のそばで過ごしたいと願っていました。幸い、いまはそういう生き方が現実となり、子どもがやりたいと言ったことの応援をさせてもらっています。神様に感謝です。それももう、中学にもなれば、親の手からは離れていくでしょう。最後のご奉公を楽しみながら、自分の仕事も少しずつ離陸の時かもしれません。大阪に向かいながら、そんなことを考えています。


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<人の成長>

【これも、コピーライターの視点_144】

節分がきて、ぶじ後厄が終わったのだと思いますが、信じる・信じないは別に、何となく心が軽くなった気がします。とらわれていたものから自由になったというか、ふわっとカラダが浮かび上がるような軽やかさを覚えます。会社の引っ越しで目にした10年に余る期間の資料には、成果の上がった企画、オクラとなった企画などがあり、自分の器を見ているような気がしました。何でもできるように思えて、できることは限りがあるということも振り返って知ることができました。

一貫しているのは、コピーライターの可能性の追求と仕事領域の変容を遂げること。コピーライターと名乗るのに恥ずかしくないだけの広告賞を獲り貯めて、それからは自主企画の立ち上げに熱心だった時期がありました。そこから活動団体を立ち上げるというところで停滞していました。その学びからいまは、「組織」を作るのではなく、「文化」をつくる、または「人」をつくるということが大事だという考えに至っています。企業の存在価値を言葉で明確化・戦略化していくというコピーライターの仕事を通して、人をつくり、文化をつくるということが、その職域の変容の可能性として見えてきました。

事務所の引っ越しをしていて、人はパンだけに生きられないものだと、つくづく思ったものです。生きづらさを乗り越えるために、思いを言葉にしてみたり、誰かの考えに寄り添ってみたり、自分を置き換えてとらえる何かを欲したり。そのたびに本を開いたり、映画を見たり、絵画を眺めたり。そして、それらの多くはわたしを通過し、ある部分は記憶され魂の一部となり、他の多くは意識下に潜り込んでいるだけのような気もします。文化の消費ができるということも、豊かさの一つなのでしょう。

私たちは、常に花が咲くときに感じる得難い豊かさのようなものを欲しているのではないか。それは、人の成長のそばにわたしは見て取ることが多いような気がします。有名なくだりに、「意識が変われば、行動が変わる」というのがあります。わたしは、意識が変われば、その変化を具現化できる「方法」を会得し、その継続の果てに行動が変わるのだと思います。「方法」を示し、二人三脚しているのが、CONERIのコミュニケーションコンサルです。そして、それは、人をつくり、文化をつくることにつながっている。模索の末に、ようやく、そう確信できるところまで来ることができました。週末は子どもの野球。成長している子どもは、実にいい表情をします。子どもに学び、わたしも成長できています。


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<今週の動き>

週末の寒さに耐えると、まだ暖かいと感じる月曜の朝。今週はどうしても動かせなかった予定があり、大学院はお休み。しかし、水曜には目先の締切としている論文が1本あります。それ以外にも、新しいテーマで書く宿題が1つ。仕事の原稿もウェブ用2本、企画書1本、紙媒体で1本。得意先の新しいプロジェクトの顔合わせをしつつのコンセプト確認も水曜。その夜は、OSアカデミア。木曜は、所属している香川経済同友会の会で、お世話になった上野先生のお話があるので、参加申し込みをしていますが、前の会の終わりとその会の始まりがかぶっています。遅刻して参ります。金曜は、高松市広報アドバイザー業務。先週の寒さが底だと天気予報士が言っていました。見通しが持てると、まだ乗り越える気力も湧くものです。風邪の予防は、睡眠。スッキリとした頭で、濃密な仕事をしたいと思います。


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<哲学の散歩道>

【これも、コピーライターの視点_142】

日曜のあさに本棚を眺めながら。わたしが自分でせっせと本を買い始めたのは大学に入ってからのこと。下宿を引き払うときもその移動に往生しましたが、その当時のままの本もずいぶんと手もとに残っていました。何年も開いていない本は、勇気を出して処分しようとしていましたが、いざ手放すとなると、自分をつくってくれた本だという意識がジャマをします。

結局、手元に残した本は、古典と哲学。あとは、コピーライター関係の本。わたしの読書歴を振り返ると、10代の後半から20代は「解放」という言葉が当たります。自らとらわれていたものから、本は解放してくれました。その過程で言葉の持つ力に心を動かされ、コピーライターという職業を選択したのだと思います。コピーライターという職業が氷山の一角であるとすれば、その水面下には古典や哲学の海が広がっていることがわかります。

ネットの進化によって、お手軽なノウハウや説明的文章(○○の方法など)の需要が後を絶ちません。古典や哲学は流行るものではないかもしれませんが、ものを生み出す人の背景に、ひっそりと在って欲しいと思います。42歳という自分の年齢的なことから言えば、ノウハウや説明的文章だけを読んで過ごすには、人生は長すぎる。そんなことを思いながら、本を選っていました。

もちろん、日々の忙しさは本からわたしを遠ざけますが、あえて何も予定や仕事を入れない時間をつくることが、さらなる成長を担保するのではないかとも思います。1月の手帖は、もう真っ黒で、2月も怪しいものですが、哲学の散歩に出かける時間を持ちたいと思います。


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