ネーミング

ネーミングの仕事を抱えています。
自社でご自身で考える企業もおありかと思います。今日は、考え方を少し公開。

無数の言葉から手当たり次第に漠然と思い悩むのは、あまり得策ではありません。
プロとしては、思いつくこともあれば、思いつかないこともあるというのは、仕事にならないから、そういうことではなく、まずは方向性を絞ります。本でいうところの目次の大項目を先に決めます。

大きな方向性は、商品の特徴から落としてくるのがもっとも考え方としては自然でしょう。
・商品コンセプトから導かれる言葉

そのコンセプトが貧弱であれば、そこに戻ってコンセプトを強化されることをお勧めします。
さらに上位概念に戻り、企業のフィロソフィーから方向性となるキーワードを見出す。
これも有効です。

いずれにしても、その企業の商品は、その企業の理念の傘下にあるものであり、理念に照らして全ては判断していくことが大事です。
あとはキャッチフレーズの開発法と同じ。
方向性はwhat、そのほwhatに対してどのように言うのかと言うhow(ネーミング案)を出していく。
このwhatとhowの2段階で整理しつつ、常に横には企業理念を判断基準として置いておくことが肝要だと思います。


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