たしかにわかりますが・・・

手法にとらわれて、
とりあえずネット云々に時間と予算を費やし、
それでも状況は難く、
ハタと気づき、
コミュニケーションの本質に戻ろうと
わたしが呼ばれる。
そのころには予算は果てて、
知恵を絞って困難を乗り越えようと試みる。
よくあるパターン。
手法、器に目を奪われるのは
仕方ないといえば仕方ないが、
そこだけでは動かないよ。


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言葉と経営_その後_その後05

「これでいいのか問題」というのは、どんな人でも感じることがあると思います。
料理を作っていても、揚げ物はこれでいいのか。中まで火が通っているのか。
提出する企画書は? 書いたコピーは?
このあたりの後2者は、私がコピーライターとして仕事を始めた頃、常に自問したいたことです。

だから、名前が知れたコピーライターの企画書を見たかったし、書いたコピーにOKと言ってもらいたかった。
その意味でコピーライターの師匠を持てたことは良かったし、全国区のコピー賞や広告賞での評価も意味のあるものでした。
同じ問題を、おそらくどの企業も抱えているはずです。
社内で書いたこの商品のキャッチフレーズは、果たして機能していくのか。これで売れるのか?
社運を賭けた商品であれば、それはシビアになりますが、予算もない。だから、自社で・・・ということもよくある話。

プロに依頼するというのは、「これでいいのか?」問題に「これがいいんです」と言ってもらえることが一つの大きな力。
信じることができるというのは、力です。
それが、多角的な視点で、多くの経験則に基づいたものであればあるほど、信じる力も大きくなっていきます。

企業経営に言葉は必須の要素の一つですが、自社で試行錯誤する時間とコストが許容されているならばまだしも、そこを最小で、という場合に、プロの意味があると整理をしています。近年の得意先からは、そういう期待を感じています。


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言葉と経営_その後04

「つなぐと見える、明日がある。」

これは、ステンレス配管を主力としている松正工機株式会社さま(岡山県)に書かせていただいたキャッチフレーズ。
石油や化学のプラントの溶接や配管、定修工事(メンテナンス)から建設工事までを行っています。
配管の「繋ぐ」という行為に着想を得ました。

現場の職人さんが、1本1本を高い技術で繋いでいくことで、お客さまの未来も見えると同時に、松正工機さまの未来も見える。
また、営業から設計、施工まで、社内の工程を繋いでいくことで会社が一つになれることも暗に意味しています。

本件は、言葉の「運用」までは入り込めていませんが、その後、FM局がこのキャッチフレーズに基づいたラジオCMを提案に来られたそうです。
運用によるイメージの向上、定着、差別化、営業のしやすさ、社内の活気などは、言葉の力が経営に与えるインパクトの一つで、もっとも美味しいところ。
しかし、まあ、このキャッチフレーズを提案のテーブルにあげた時の経営陣の目の輝きが、私は嬉しかったです。
言葉には、力がある。
それは、その企業の成長の力となります。


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言葉と経営_その後03

「今日を生きるには、
ぬくもりが必要だ。」

株式会社スワニーさま(香川県)の会社案内に書かせていただいたキャッチフレーズであり、実は、企業スローガンにもふさわしいと自負しています。
この言葉のヒントは、私の記憶の範囲ですが、会社案内を制作するにあたって、社長さんとお話をしているときにあります。
社長さんが、あるスポーツ選手がスワニーさんに宛てた手紙?お礼状?を出してこられ、それは、御社の手袋のおかげで勝つことができましたというよう感謝の内容だったと記憶しています。スキー用の手袋の話だったかもしれません。
それは、手袋のもつ機能性に感謝をした手紙だったのかもしれませんが、私はそれをもっと一般化、普遍化したところにこの会社の価値があり、存続意義にもなり得ると直観したのです。
もちろん、温もりを標榜しても恥ずかしくない素晴らしい社内環境、社員の方々のご対応も直観の理由だったと思います。

商品の持つ価値を、一般化、普遍化する。
そこに生き方、あり方につながる光が見えてきます。
そしてここからはあまり語らないことですが、書き手の生き方や価値意識のないところの言葉は、出てこないというのが、コピーライターの属人的にすぎる部分とも言えます。
私は、常にぬくもりこそ大切だなあと心に留めています。
それに相応しい生き方ができているかは自信がありませんが、このコピーは、スワニーさんの商品とそのお礼状にヒントを得て、生き方、あり方の哲学とすり合わせたところに出てきた言葉です。

#普遍的価値


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言葉と経営_その後02

言葉と経営_その後02 @CONERI

「人生も、噛みしめたい。」
このキャッチフレーズは、株式会社シケンさま(徳島県)の会社案内用に書かせていただいた言葉です。
シケンさんは、技工所。歯科医などからオーダーをいただき、インプラントや入れ歯などを作っておられる日本を代表する技工所の一社。

噛みしめるというのは、義歯の大切なポイントの一つ。
また、主に入社希望者に手渡されることが多いという会社案内でしたので、この会社に入ると、いい仕事ができ、休暇も充実し、福利厚生も整っていて、人生までも味わい深いものになると言いたくて、このように書かせていただきました。

当然、このことは、企業運営の一つの指針になるものです。
経営者からすれば、社員一人ひとりが、それぞれの人生を噛みしめてもらえるほど、良い職場環境に高めていこうという方針が立ち、その元に総務部を中心とした具体的な手立てが整備されます。
さらに、商品の品質として、噛み締めることができる義歯というのもアリ。
それは、製造部、営業部の指針となり得ます。

「機能する言葉」というのは、こういうこと。
シケンさんとは、その後、某支店の移転に際し、土地探しのお手伝いに一役買わせていただき、さらにご縁が深まりました。
企業経営の中核にどのような言葉を据えるか。
できるだけ機能する言葉で、社員も経営者も、両者にとって具体的な指針となる言葉を考えることが、非常に大切だと思います。

#機能する言葉


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