CONERIが貫くところ

CONERIの信念は、「言葉と経営」、そして「クリエイティブを資源とした経営支援」。
「言葉と経営」とは、経営の中核には言葉が最重要であり、企業・組織におけるその最上位には理念が立ち、以下、アプリケーション(サイン計画や宣伝計画、社内政策など)に論理的に展開されることが重要。
「クリエイティブを経営資源にする」とは、クリエイターと事業者による恒常的な交流により、互いの持つ言葉や商習慣を少しずつすり合わせながら、一緒に面白いことを創り上げていくイメージ。先行事例に大阪のメビックが挙げられます。その民間版。

歴史的にみても、文化が成熟し花開くのは、人口が減少または停滞している時期(速水融「歴史人口学事始め―記録と記憶の九〇年/ちくま新書」。さらに「人口減少をきっかけに拡大一辺倒から価値観を転換し、文化を成熟させる方向に社会やお金の回し方を変えていくリーダーが必要となる」(同)。CONERIがお付き合いさせていただいている企業さんたちは、みな、その「リーダー」になる可能性を十分に秘めていると思っています。
CONERIは、広告からクリエイティブに入りましたが、平面を超えて、コトを起し、人、モノ、情報、お金の大きな流れを生み出すのに、クリエイティブは必要不可欠であり、さらに言えば、それを扱える企業と扱えない企業に二分される時代がきていると見ています。クリエイティブで世の中を面白く!


タグ:#CONERI #クリエイティブ #言葉と経営 #企業理念 #伝える力

#04「意図と方向性を持った言葉」

#コピーライターの考えていること#04

「意図と方向性を持った言葉」

年の瀬が迫ってくると一年を振り返るのは人の常。できたこと、できなかったことを思い、来年こそはと決意を新たにする。ここで、ふと思うのです。人はやはり、目標を持つ方が達成しやすいのだと。さらに言えば、日々意識している方向に進んでいるのだと。こんな当たり前みたいなことが、日々の生活のリズムに組み込まれていることが大事。日常に組み込む一つの方法として、言葉を掲げるということができます。企業で言えば、スローガンや理念などを掲げ、機会あるたびに全社員がその言葉に触れる。そういうことが、経営の質を変えていきます。CMなども同様。意図とねらいを明確にした言葉だからこそ、商品が動き、市場が動くのですね。

CONERIは、「クリエイティブで世の中を面白く!」というスローガンを掲げています。面白さはいらないという狭い意味でマジメなオーダーもありますが、面白さには、笑うことばかりではなく、知的に興奮したり、元気になったり、解放されたりする効用もあります。クリエイティブというマジックワードをあえて貫いていますが、それも響く人とだけゆっくりと歩いていきたいという意図があります。1年間お世話になりました。来る年も、皆さまにとって良い年となりますことを心から願います。来年もよろしくお願いいたします。


「書いて書いて、書きまくれ!」

#コピーライターの考えていること#03

「書いて書いて、書きまくれ!」

画像や動画の時代に、書いても読まれない問題があります。「そんなに書いても読んでくれない」というのは、書き手が企業経営者の場合は企業の悩みであり、書き手がコピーライターの場合は、それを採用するかどうか決める企業側の判断の声であったりします。消費者としてのわたしも、たしかにそういう時もあります。SNS上での情報は、1秒。とにかく時間がない。情報が多い。読み流す。読み飛ばす。見たつもり。眺める。しかし、「これは!」と思うことは、もっと知りたい、もっと読みたい、もっとかかわりたい。

企業が言いたいことは、すべて言葉にする。これは間違った方法ではありません。視点は二つ。一つは、瞬時に掴む言葉と読み込ませる言葉の区別がつけられていること。二つは、読まない人をターゲットとしないというセグメントや、消費者に知的に挑む姿勢がブランディングに通じているという考え方。言葉を尽くすことは、無駄ではありません。どこの誰が読んでいるのかわからない。しかし、尽くした言葉は、必ず届いているものです。仮に言葉が届かなくても、その熱意や姿勢は伝わる。私たちは、そういうものに共鳴して生きているのだと思います。


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「共感社会から共鳴社会へ」

コピーライターの考えていること#02
「共感社会から共鳴社会へ」

・きょうかん【共感】(sympathyの訳語)他人の体験する感情や心的状態、あるいは人の主張などを、自分も全く同じように感じたり理解したりすること。同感。
・どうかん【同感】同じように感ずること。同じ考え。

SNS時代のマーケティング理論では、共感がコミュニケーションのはじめに来ると言われていますが、おそらくそれは理屈のうえのことであり、実際は無理があると思っています。ここに挙げている言葉の定義は広辞苑第5版からですが、共感で「全く同じように」というのは本当に無理な話で、それぞれに自分の経験や現在の感情に照らし合わせて、心を響かせているのだとわたしは思います。自分の文脈で影になっている部分には、共感しづらい。やはり、この時代は誰もが「自分」に焦点を当てているのではないか。個人主義の時代の最果て。自分の魂に素直に生きるというのが無理のない方向で、それを外部の刺激(言葉など)によって増幅されたり、逆にストレスを掛けられたりしているのがこの時代のコミュニケーションだと考えています。つまり、一人ひとりは、自分の魂に共鳴しようとしている。個人の共鳴の和がおりんのように響きあうと、共感が生まれるのではないか。共鳴できる言葉が「届く言葉」なのだと思うのです。共感社会から共鳴社会へ。共感形成の視点で論文を書かせていただいてから1年。共感から共鳴へ、わたしの考えは少しかわりつつあります。

きょうめい【共鳴】①[理](resonance)物理系が外部からの刺激で固有振動を始めること。特に刺激が固有振動に近い振動数を持つ場合を指す。共振。②[化]ポーリングが提唱した、分子の化学構造についての概念。③転じて、他人の思想や意見に同感の念を起すこと。

付録:共感形成の視点に立った「土木」の論考(https://policy-practice.com/db/4_215.pdf)


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「課題を探すことが、課題だ」

コピーライターの考えていること#01
「課題を探すことが、課題だ」

「伝えること」そして「伝わること」は、どの企業でも悩みの尽きない課題のはず。たいていの企業は、この悩みは持っておられる。問題は、その悩みをどれだけ具体的に置き換えていくことができるか。誰に伝わっていないのか、の「誰」を具体的にするだけでも、手の打ち方は見えてきます。「何」が伝わっていないのか、例えば、ブランドの大事なメッセージが伝わっていないのか、そもそも名前さえ知られていないのか、競合に対して差別化が弱いのか…。はたまた、「伝え方」が不味いのか。このように、課題を具体的に展開していく、課題の質を高める、ということが大事。これができる企業とできない企業との差がどんどん開いているのが、いまの時代。なぜなら、模倣すべき成功モデルはなく、自社の実態に即した手の打ちようが求められているからです。自ら考えることのできない企業はダメになっていく。考えるとは抽象的ですが、その段階の最初に、課題を探すこと、課題の質を高めていくことが挙げられます。抽象的で生煮えな課題を抱えて、漫然と宙を眺めていられるほど悠長な時代ではなくなっています。今日より明日、明日より明後日と課題の質を高めていくことが肝要。もっと言えば、課題の質を高めることができるヒントを持っているのは、2人。一人は外部の眼。もう一人は、日々の業務を現場で担っている社員なのですね。そこに気づきの眼があるかないかで、課題の質は上がりもすれば下がりもする。ここ、ポイントです。


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