言葉を持つ企業

今日は、得意先に「ショルダー」の
プレゼンをする日。
ショルダーとは、企業名の肩に乗っかってる、
アレです。
「お口の恋人」
「ココロも満タンに」
「お、値段以上」
とくれば、どの企業かわかるでしょ?
言葉を持つ企業は、人格が見えてきます。
そういう企業は、愛されやすい。

愛されるというだけではなく、
社員だって、その言葉に基づいた
判断や行動がとりやすくなる。
自分で考える力を獲得するベースにも
なっていくのですね。

言葉って、経営に関係ないように見えて、
実は、効くのです。
今日の提案で、また一つ
言葉を持つ企業が増える!
そういう連鎖がうれしいです。


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言葉には、人を元気にする力があります。

4月3日(月曜)の新聞広告は
少しだけ華がありましたね。
新入社員に向けてでしょうか。
伊藤忠商事「商人語録」、
新入生に向けては、関西学院大学。
富士重工業からスバルへ社名を変えた広告は
全30段(2面)でしたね。

そして、毎年恒例のサントリー。
新入社員に向けたはなむけの言葉。
伊集院静氏と長友啓典氏の仕事。
長友さんの最後の仕事となってしまいました。

わたしがコピーライターになろうと
決意した瞬間を、ピンポイントで特定するなら、
「ともかく静かに」という伊集院静さんの
本を読み終えたとき。
その本の装丁やイラストは
長友啓典さんでした。
すでに伊集院静氏が
広告会社におられたということを知ったうえで
読んでいた本でした。
広告会社に勤めると、
こんな仕事ができるようになるんだ
という憧れみたいなものを、
大阪の下宿で一人、漠然と思ったものです。
不思議と時間は覚えていません。
灯りを点けずにいられて、
熱くも寒くもなかったので、
初秋の夕刻だったようにも思います。

広告の元気は、企業の元気。
いま挙げた企業は、すべて
広告紙面に言葉がちゃんと書かれています。
メッセージを読み終えた人は
何を思うのでしょうか。
ただ情報を知ったというだけではなく、
そこに小さくても揺さぶられるものがあり、
勇気や元気、明るさが生まれると
それは、言葉の仕事として最高だと思います。
言葉には、人を元気にする力があります。


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