「不確かさの時代」だからこそ

企業経営は
「言葉で攻め、数字で守る」とは
拙著の帯に書いていただいた
税理士・小林先生のお言葉。
数字は、過去と現在を
管理することができますが、
未来を切り拓くのは
言葉の役割です。
この方向性は、今後ますます
強まる一方です。

なぜなら、わたしたちはもはや
模倣できる成功モデルを
持たないからです。

明治の文明開化では欧米を模倣し、
その後は、国をあげて
経済を強くするという
国民に共通する目標がありました。
そこには、常に追い求めるべき
わかりやすい成功モデルがありました。

もはや、そのモデルは無効であり、
模倣する意味さえ問われる時代。
「不確かさの時代」とも言われています。
教育は社会の鏡なのか、
社会は教育の鏡なのか、ですが、
教育が変わろうとしています。

これだけのことができるようになれ!
という知識・技能を一方的に
上から教え込むという時代が
終わりを迎えようとしています。
知識・技能は「活用」して、
不確かな未来を切り拓かなくては
なりません。
そこに、思考力・判断力・表現力
というものが重要視され、
授業法は、アクティブラーニング
の導入が急がれています。

このような時代を背景に、
事業者の「企業理念」の
変化の必然があります。
もし、成功モデルの効率的な模倣で
財を成した事業者があれば、
この先の唯一無二の価値を求めて
理念をあたらしく打ち立てるのが
合理的だと考えられる時代。

不変と思われているかもしれない
企業理念は、社会の変化とともに
ある程度の柔軟性を持たせて
変えていくことも一つの選択肢。
新しい酒は新しい革袋に盛れ
という故事のとおり。

企業理念をあたらしくする支援は、
CONERIの得意とするところ。
時代がかわっても存立価値のある
御社で在り続けるために。


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体温が上がる言葉

「うわっ! 体温が上がった!!!」
という歓喜は、NPO法人わははネットの
理事長・中橋惠美子さんのお言葉。
15周年に向けたあたらしいクレドの制作過程で
聴かれた言葉でした。
その言葉は、
5月半ばに同法人の設立記念パーティでお披露目
ということで、いまは伏せますが、
とにかく、15年やってこられた実績のうえに立ち、
次の見通しをスタッフの一人ひとりが
実感できる言葉で表現したものです。

コピーライターは、代表の思いを
代弁するにすぎません。
何となく足の裏がかゆいという時に、
靴を突き破って、「ここでしょ!」
と言い当てる感じでしょうか。
そりゃ、ズバリ掻かれた方は
この上ない快感!!!

「言葉によって体温が上がった」
ということは、「言い得ている」ということであり、
それは、言葉によって動く元気を得た、
働きかける対象が具体的になり、
何をしていいかが分かった、という
ニュアンスに近いと思います。

人は、言葉にできないと動けない
ということが理屈抜きにあるのですね。
人を元気にしたり、勇気を与えたり、
前向きな気持ちにできる力が
たしかに言葉にはあるのですね〜。


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コピーライターと一緒につくるクレド

経営者と社員が一体感を持てると、
会社はうまくいきます。
では、その一体感はどうやれば
出てくるのか?
意志のある大の大人の集まりの真ん中に
社長のワクワクがあれば、
それは、何よりの大きなマグマとして
組織を求心していく力になりますね。

ワクワクは空気感ですから、
できればそれを明文化しておきたい。
明快な言葉にしておくことで、
どのスタッフが見ても、
どのお客さまが見ても
ねらいとするとことが
ブレずに伝わっていく。

しかし、
ワクワクを言葉にしようと構えると
よく見られる例としては、
地域貢献とか、共感共苦など、
ありきたりの四字熟語にすりかわる不思議。
漢字の文化が・・・と
言っている場合ではありません。
社長のワクワクは、
社長独自の固有のものであるならば、
生まれてくる言葉にも
オリジナリティの輝きがあってこそ、
求心の力は高まります。

その明文化したものを
「クレド」と言います。
「クレド経営」とは、理念や指針、
つまり企業の精神を経営の軸とする
経営手法のことです。

人材育成、人材採用、人事評価、
サービス向上、ブランディングなどに、
クレドは、まっすぐに力を発揮します。
3ヶ月間、90日で一緒に完成を
見に行きませんか。
漠然とした思いに
一筋の光を与え、
最高の言葉でお応えします。

コピーライターと一緒につくるクレド



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