【これも、コピーライターの視点_54】

広告の常連さんがいます。
新幹線のおしぼりには、「男のエステ」、
風呂屋の桶には「ケロリン」。
いずれもわたしは行ったこともなければ、
買ったことも見たこともない商品ですが、
この広告はよく記憶しています。

ちなみに、ケロリンをネットで調べると、
昭和38年に、ケロリンのメーカー・内外薬品に
睦和商事の営業スタッフ(現社長)から
「湯桶にケロリンの広告を出しませんか?」と
持ち掛けられたのがキッカケだそうです。
以来、延べ250万個も納入。
現在も年4、5万個のペースで納入が
続けられているようです。

いつも同じ場所で会えるようにする
というのも、コミュニケーション戦略。
別の視点から見ると、風呂桶やおしぼりを
メディアにしてしまうという着想に
感心させられます。
そして、そこに居ても嫌味がない、
という絶妙な塩梅の表現も秀逸。

こういうコミュニケーションも
企業にとってヒントの一つになるなあ・・と
旅しながら思いました。


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