【これも、コピーライターの視点_15】

一方的に「提供」する、もしくはされる関係。
これは、メディアで言うと、
テレビ・新聞・雑誌・ラジオなどが挙げられます。
いわゆるマスメディアです。

マスメディアは、いまだに全国にわたって
情報を届ける効率は抜群です。
とりわけ、テレビは力がなくなったと言われながらも
それ以上の力を持つメディアは
なかなかないのではないかと思います。

しかし、わたしたちは、明らかにテレビの視聴時間が
減っています。代わって、スマホの画面を
見つめている時間が長くなっています。

ネットは、双方向メディアとも言われ、
この共感の時代を支えています。
一方的に「提供」されることを好まない
というのは、ネットの台頭からも
言えることではないでしょうか。

わたしたちは、「参加」したい。
参加して共感したら、「拡散」もしたい。
とにかく、商品やサービスをめぐる一部に
自分を含む物語を想像するようです。
しかし、共感できないものには、
一切の時間・コストを割かない。
これも、いまの時代の傾向だと言えます。


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【これも、コピーライターの視点_14】

共感の枠組みといっても、ピンとこないかもしれません。
例えば、食糧難の国に、食料を提供する。
これは、一方向の「提供」ですが、
仕事を生み出す仕組みをつくったり
働くことの喜びを分かち合ったりすることは
共感の枠組みをつくっていく糸口となりそうです。

わたしたちの事業においては、
どういうことが言えるでしょうか?
「参加型」というのは、その一つのキーワードになります。
コピーライターが80年代ほど流行らないように思われるのは、
コピーライターが提供している言葉が
「一方向」におけるものである場合。

そういう「提供」は、もはや依頼者も
真の願いではないのではないか。
依頼したいことがうまく言葉にできない
という問題もありますが、
やはり企業であれば、社員や顧客とともに
「共育ち」というか一緒に考え、成長していく、
つまり、社員や顧客を巻き込んだ物語を
つくっていくことがいまの時代ではないかと感じています。


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【これも、コピーライターの視点_13】

共感は、コンセプトを立てて、
それをめぐる物語を構築することで生まれます。
商品や企業をめぐる物語には、
多くの人が気持ちを乗せて情緒的に
揺さぶられるものです。
苦労話や自分と同じ困りごとに端を発する
事業の起こりなどは、その一例です。

わたしは、さらにその先にまで
踏み込むことが、コピーライターとして
求められていると考えています。
その先とは、共感の言葉を軸とした
共感の「枠組みづくり」です。

枠組みとは、誰もが共感ベースで
参加できるフレーム、プラットフォーム
みたいなものです。

企業における社員研修に、
いまやこの着想は欠かせません。
ただ、経営者の都合を押し付ける教育では
社員は動かない。
コピーライターに社員研修の依頼が来るのは
こういうところにその理由があります。


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【これも、コピーライターの視点_12】

デザイン思考は、
企業経営の多くの課題を解決するのに
役立ちます。役立つというよりも、
この方法しかないのではないかと思われます。
あとは、この思考の「方法」を確立し、
磨くことでしょうか。

コピーライターとデザイン思考の
相性がいいのは、
デザイン思考の結果
「共感」を生み出すことが
一つの理想的な着地点だからです。

共感を伴う課題解決は、
お客さまや社員を主体とした
物語の創造が有効で、
そのときに、コピーライターの持てる力との
相性が良いと言えます。

つまり、デザイン思考は、
共感を生み出し、共感こそが、
企業を前に進めてくれる時代です。
それを丁寧に構築していくことが
いま、どの企業にも求められています。


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【これも、コピーライターの視点_11】

デザイン思考は、
不確かな未来に対する必然として、
これから必須の能力だと思われます。
不確かな未来とは、模倣する成功モデルが不在で
自分の思考によって明日を切り拓く必要がある
という状況を指します。
近代の終焉=現代の行き詰まりを
どのように乗り越えるのか。
それが、一人ひとりに突き付けられている状況です。

企業で言えば、これまで数字による管理が為されてきました。
国は納税の義務を課しているので、
事業者は会計のルールに則って、
毎年決算をしなくてはいけません。
そこに「数字の経営」というものがあります。
つまり、数字によって、過去と現在を
管理するのです。

しかし、不確かな未来を切り拓くためには、
過去と現在に基づき、
当たり前のことですが、未来を見通す力が必要です。
それが「言葉の経営」。
数字によって、過去と現在を管理するのに対し、
言葉によって、現在をつかみ、未来を切り拓く。
これが「言葉の経営」です。
コピーライターの存在意義は、ここにあります。
それも、大量生産・大量消費の時代を
マスメディアにおいて広告することで貢献した
コピーライターのあり方とは異なる
あたらしい時代のコピーライターのあり方が
ここにあるという意味です。


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