クリエイターにできること

クリエイターが地域活性化にできること。
こんなお題で、何年か前に
宣伝会議という会社から
取材を受けたことがあります。
画像は、その取材内容が掲載された
「ブレ―ン」(宣伝会議)の記事です。

地域活性化というのは
非常にあいまいですが、
わたしたちクリエイターが束になって
立ち上げたのが、
香川県の健康運動。
健康は万人の関心事。
これが、健康への着眼点でした。

そこで援用したのが、
平均寿命のランキング。
都道府県別に厚労省から
定期的に発表されます。
その上位10位以内とめざそう!
という健康運動です。

現在のトレンドで言えば、
健康余命と平均寿命の差を
小さくしよう!という
機運の高まりでしょうね。

クリエイターの武器は
アイデアであり、
それを言葉やデザインで
表現する力を持っています。

「めざせ、超10!」という
キャッチフレーズで立ち上がった
この健康運動は、
四国新聞に全15段の広告として
掲出をして、ここから
「地域も学校」が生まれ、
現在も続いています。

「地域も学校」は、
子どもの成長を喜びとできる
高齢者の生きがいづくり
という視点で生まれた取り組みです。
これも、アイデアとネーミングが肝。

コピーライターはとくに、
現在の時代気分を常に下敷きに持っています。
いまの時代を生きる人たちの
何が関心事で、
どこを突けば物事が動くのか。
それを、どのような言葉やデザインで
表現すると共感が得られるのか。
このあたりにクリエイターの知見
が詰まっています。

無理難題、大歓迎です!
クリエイターに挑む熱き事業者を
お待ちしています。

>>「地域も学校」のブログはこちら
http://www.coneri.co.jp/region/



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テンションを上げていきましょう!

先日、ある人に電話をすると、
のっけからテンションが高い。
スピード感もあります。
話をすれば、すべてがうまくいっている。
うまくいっている人の傾向です。
事業にも、これは通じます。

それは演出するものではありませんが、
企業が何かを伝えるときの
言葉や文章のトーンというにも
モノやサービスが動く/売れる
トーンというのがあります。

ただ髙ければいい、というわけでもない。
様々なコミュニケーションポイントとの
整合を取りながら、
人やモノの動くトーンを整えて
いくことが大事です。
たかが言葉、されど言葉、です。



タグ:#CONERI #こねり #クリエイティブ #言葉と経営 #コピーライター

「言えた!」ってステキ!!

「言えない状態」って
結構、憂鬱でしょ?
言いたいことはある。
言葉にならない・・・。
それは、言葉が見つからない
ということもあれば、
思い方や考え方の整理が
曖昧な場合もあります。

思考は、言葉。
その意味でも、
コピーライターが伴走していく
というやり方が有効です。

言えた!という爽快感、
その後の楽しい展開を
ぜひ二人三脚で!
「ご相談・お問い合わせ」よりどうぞ!


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コピーライターってなんだ?

コピーライターと一緒に仕事を
したことがある人!
という問いかけに、「はい!」
と答える方はどれほどいるでしょうか。

コピーライターは、
たくさん作ったモノを、
マスメディア(テレビ、新聞、雑誌、ラジオ)
の広告メディアに載せて売ることに
貢献した仕事です。
いわゆる、大量生産・大量消費を
「伝える」役割で支えたのですね。
規模の経済とか、先行者利益が
幅をきかせていた時代。

モノが行きわたり、
大量生産・大量消費が
時代の主流でなくなったいま、
マスメディアの役割も限定的となり、
2000年になる前には
インターネットが台頭してきます。
それは、コピーライターの活躍する場所が
増えたという一方で、
全国一律に、大量に売るという言葉が
求められることも少なくなりました。

いま、求められているのは、
企業固有の個的な価値を築くこと。
それを、共感をもって語り、
模倣困難性を高めることです。

そのために、経営者とコピーライターの
間で有効なやりとりは、
1)言葉によって心を揺さぶり、
本質に迫る対話を通して、
ものの見方・考え方、価値観、
概念の質的転換をはかること。

2)言葉にできずにこぼれ落ちた
思いを掬い上げ、気づきを与えること。

3)こぼれ落ちた「思い」から、
組織や社会、世界の関係性の
再構築への道筋を示すこと。

2017年の世界で求められている
コピーライターとは、
こんな姿だとわたしは考えています。
一緒に楽しめる経営者と
出会いたいと願っています。


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玄人

具合が悪くて医者にかかると、
医者は、その原因を特定しようと、
いくつかのことを試みます。
風邪っぽいなら、
喉を見たり、聴診器で心臓や肺の音を聞いたり、
お腹を触ってみたり、
今日に至るまでのことを聞いてきたりします。

その道のプロは、
有効な補助線がいくつも引けて、
原因の特定と処方を知っている。

コピーライターも同様で、
企業の持つ言葉のどこに課題があり、
望む状態に届かないのか、
いくつかの引くべき補助線を知っていて、
対処法を具体的に導くことができます。

同じ現象を見ていても、
その道に明るい人には、
素人が見えていないものが見える。
それを玄人と言います。
「玄」とは、
奥深くて明かりの及ばない所の色。
奥深い意味を感じさせる。奥深い道理。
だそうです。
納得の漢字です。


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