さあ、一週間のはじまりです!

人ごみのなかでも新入社員の区別が
まだつく4月の第3週目の月曜です。
まだ会社に入ったばかりのころのわたしは、
その会社の扱う商品知識を頭に入れるのに
精いっぱいでした。

わたしは、広告営業という仕事で社会に出たので
その会社の扱う広告メディアの知識、
印刷の知識などを研修でみっちり叩き込まれ、
そんなことばかりに意識がいっていました。

そんな状態で営業に出ても、
頭にあるのは、商品のことと、売上目標の数字。
お客さまのことなんて、ちっとも考えてなかった
二十歳過ぎの自分を思い出して
笑ってしまえるのは、イマだからですね。

やはり、その商品を購入することで
お客さまの安堵や歓びが感じ取れないと
売る側としては一人前とは言えない。

同様のことは、言葉にも言えるのです。
企業理念という企業の最上位に位置づく言葉は、
自社の商品やサービスを通して
お客さまにどのような価値を創造/提供するのか
ということが言葉になったものです。

誰かの歓ぶ顔、明るい表情、やさしい気持ち、
楽しい気持ち・・・
そういうものが、自社の商品やサービスの
向こうに実感を伴って見えてくれば
その人は、その企業をある意味で
代表していると言っていいのでしょうね。

月曜のあさ、
商品やサービスの向こう側にある
お客さまの笑顔を想像しながら、
エンジンをかけていきましょうか!


タグ:#CONERI #こねり #言葉と経営 #広告 #キャッチフレーズ #クリエイティブ

コピーライターと一緒につくるクレド

経営者と社員が一体感を持てると、
会社はうまくいきます。
では、その一体感はどうやれば
出てくるのか?
意志のある大の大人の集まりの真ん中に
社長のワクワクがあれば、
それは、何よりの大きなマグマとして
組織を求心していく力になりますね。

ワクワクは空気感ですから、
できればそれを明文化しておきたい。
明快な言葉にしておくことで、
どのスタッフが見ても、
どのお客さまが見ても
ねらいとするとことが
ブレずに伝わっていく。

しかし、
ワクワクを言葉にしようと構えると
よく見られる例としては、
地域貢献とか、共感共苦など、
ありきたりの四字熟語にすりかわる不思議。
漢字の文化が・・・と
言っている場合ではありません。
社長のワクワクは、
社長独自の固有のものであるならば、
生まれてくる言葉にも
オリジナリティの輝きがあってこそ、
求心の力は高まります。

その明文化したものを
「クレド」と言います。
「クレド経営」とは、理念や指針、
つまり企業の精神を経営の軸とする
経営手法のことです。

人材育成、人材採用、人事評価、
サービス向上、ブランディングなどに、
クレドは、まっすぐに力を発揮します。
3ヶ月間、90日で一緒に完成を
見に行きませんか。
漠然とした思いに
一筋の光を与え、
最高の言葉でお応えします。

コピーライターと一緒につくるクレド



タグ:#CONERI #クレド #コピーライター #企業理念 #理念 #指針 #言葉と経営

言葉を持つ企業

今日は、得意先に「ショルダー」の
プレゼンをする日。
ショルダーとは、企業名の肩に乗っかってる、
アレです。
「お口の恋人」
「ココロも満タンに」
「お、値段以上」
とくれば、どの企業かわかるでしょ?
言葉を持つ企業は、人格が見えてきます。
そういう企業は、愛されやすい。

愛されるというだけではなく、
社員だって、その言葉に基づいた
判断や行動がとりやすくなる。
自分で考える力を獲得するベースにも
なっていくのですね。

言葉って、経営に関係ないように見えて、
実は、効くのです。
今日の提案で、また一つ
言葉を持つ企業が増える!
そういう連鎖がうれしいです。


タグ:#CONERI #クリエイティブ #ショルダー #言葉と経営 #コピーライター

言葉には、人を元気にする力があります。

4月3日(月曜)の新聞広告は
少しだけ華がありましたね。
新入社員に向けてでしょうか。
伊藤忠商事「商人語録」、
新入生に向けては、関西学院大学。
富士重工業からスバルへ社名を変えた広告は
全30段(2面)でしたね。

そして、毎年恒例のサントリー。
新入社員に向けたはなむけの言葉。
伊集院静氏と長友啓典氏の仕事。
長友さんの最後の仕事となってしまいました。

わたしがコピーライターになろうと
決意した瞬間を、ピンポイントで特定するなら、
「ともかく静かに」という伊集院静さんの
本を読み終えたとき。
その本の装丁やイラストは
長友啓典さんでした。
すでに伊集院静氏が
広告会社におられたということを知ったうえで
読んでいた本でした。
広告会社に勤めると、
こんな仕事ができるようになるんだ
という憧れみたいなものを、
大阪の下宿で一人、漠然と思ったものです。
不思議と時間は覚えていません。
灯りを点けずにいられて、
熱くも寒くもなかったので、
初秋の夕刻だったようにも思います。

広告の元気は、企業の元気。
いま挙げた企業は、すべて
広告紙面に言葉がちゃんと書かれています。
メッセージを読み終えた人は
何を思うのでしょうか。
ただ情報を知ったというだけではなく、
そこに小さくても揺さぶられるものがあり、
勇気や元気、明るさが生まれると
それは、言葉の仕事として最高だと思います。
言葉には、人を元気にする力があります。


タグ:#CONERI #クリエイティブ #新聞広告 #言葉と経営 #コピーライター