【これも、コピーライターの視点_115】

<言葉が商品とは>

CONERIの商品は、言葉です。
企業の存在価値を言葉で明確化・戦略化
していく言葉です。

最上位概念として、理念や指針があり、
企業スローガンがあり、
それを広告/広報に展開するだけではなく、
企業の営業施策、商品開発、人事/教育に
展開していく具体的な取り組みの企画立案と
運用をお手伝いする。
そこまでを包括して、「言葉が商品です」。


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【これも、コピーライターの視点_114】


<拡散と収束>

社員が自由に発言できる「企業文化」が
定着したとして、そこで多様な意見が
たくさん出てくることは「拡散」。
広がっているイメージです。
社員の数だけ拡散するといってもいいでしょう。

しかし、どれもこれも採用するわけにはいかない。
多様な意見を受け止めながらも、
それらをゆるやかに一つの方向に
「収束」を図らなくてはなりません。

ある校長先生が言っておられました。
保護者の数だけ意見はある。
しかし、そのすべてに対応することはできない。
「うちの学校はこうです」と
一つの軸を示して納得を得ることが
学校経営でもっとも重要で困難なことだ、と。

企業経営も同じではないだろうか。
一つの軸とは、理念であり、ポリシーであり、スローガン。
しかし、そのたった一つの言葉の背景に
多様な意見や考え、価値観のあることが大事。
ジャングルにそびえる大樹の下には、
無数の下草や低木があるイメージ。
下草こそ、豊かさ。
小鳥が集まるのは、大樹。
いずれもあってこそ。
拡散と収縮、演繹と帰納を
繰り返せる企業文化が求められます。


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【これも、コピーライターの視点_113】

<言葉は文化>

わたしがコピーライターとして
企業の広告やホームページに
キャッチフレーズや文章を提供しても、
「それは、それ」ということが
多かったのが実情です。
営業の人は、宣伝部に興味がなく、
製造の人は、企業の言葉にピンと来ず・・・
というような感じでは、
言葉の効果が限定的にならざるを得ません。

予算が限られている時代に、
それではもったいない。
言葉は、企の隅々に浸透して、
日々の活動や判断、人間関係に
働きかけるものでなくては意味がありません。

コピーライターとして、
企業活動から宣伝の言葉を
独立させてしまうことなく、
企業の内部からの変化にも援用
できなくてはいけないということは、
SNS時代の必然でもあります。

共感の言葉を開発するコピーライターが、
宣伝広告の領域にとどまっておけば良い
というのは、もはや時代錯誤な考えだと
いうのがわたしの持論。
それを握りしめて、
今週もがんばりたいと思います。
がんばるというよりも、
楽しいワクワクする取り組みなのです。


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【これも、コピーライターの視点_112】

<言葉が欲しい?!>

週末の長いポスト。「言葉をください」という依頼は、全体の半分くらい。理念をつくりたいとか、ネーミングの希望とか、そういうことが「言葉が欲しい」という依頼。もう半分は、結果として言葉が必要になったというもの。「他社との違いを鮮明にして、自社の市場を獲得したい」「社長のイエスマンではない社員の主体的な働きぶりを期待したい」。こういう願いが、結果として言葉を生み出させることになります。

「言葉と経営」という本を出して、多くの方は、それを読んでご連絡をいただくことも増えました。経営に言葉は必須であり、効率性の追求だけでは勝てない時代に、いかに競合他社と違いを鮮明にして、独自性を打ち立てるのか、つまり模倣困難性の追求に言葉は必要不可欠なものだということです。

市場に対する言葉だけでは十分ではありません。いまや、社内に対する求心となる言葉や考え方が必須。先に書いた「効率性」の追求の時代は、トップに従順な社員が重宝しましたが、いまやトップさえ方向性を迷う時代。社員一人ひとりの「知」をもって、それを一つの方向へとゆるやかに導くことができなければ、経営は困難。その過程は、誰一人として無視をせず、数の論理ではなく、どんなに少数の小さな声も大切にする姿勢が求められます。

効率性の追求が一つの踊り場にある時代にあって、企業は、学習の場でもなければ有効に機能しないように思われます。学びの文化がそこにあるのか。それが大事なこと。学びは、8割方は言葉。残りはビジュアルや図表でしょうが、それとて、解釈は言葉。精度の悪い曖昧な言葉では、学びはぼんやりとしてしまいます。社内の「共通言語」を持ち、思考の過程を開示していくことで、曖昧さは薄れていきます。コピーライターとしてわたしがクライアントに提供しているのは、こんなことです。コピーライターかコンサルか、ということですが、そんな枠組みも、もはや過去のものになるのでしょう。


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【これも、コピーライターの視点_111】

<企業の目指す姿として>

企業組織に、学びの文化があるかどうかで
その組織の成長率は大きく変わってくる。
わたしは、企業とお付き合いさせていただきながら、
常々そういうことを感じます。
社長だけが学んでいてもダメ。
社員の一人がそれを黙ってやっていてもダメ。
ダメというと言い過ぎかもしれませんが、
大事なことは「学びあう」という風土。

そういう企業は、社員が幸せそうである。
社員がいろいろな活動でおもしろくてたまらない
という表情を見せている。
憧れの対象がたくさんあり、
それに向けてのがんばりが楽しい。
そして何より、そこに笑顔と笑いが絶えない。
企業のあり方として実現は容易ではないが
(容易ではないから、
お金を払ってわたしが呼ばれているのだろう)
目指す姿として価値や意味のあるものである。

その核には、ぶれない言葉がある。
企業が目指したい姿を示す言葉があり、
企業が創りたい価値を描く言葉が明晰である。


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