【これも、コピーライターの視点_90】

雨の土曜。今日は事務所で原稿を書いてお客さんに届けなくてはなりません。打ち合わせや会などで机に向かう時間がまとまってとれませんでしたが、今日は静か。今週は、時間に追われるスケジュールのなかで、企業スローガン、キャッチフレーズ、ボディコピー、それに基づく事業構想の見通しを提案させていただいたお客さまから「これからわたしたちが目指すべき道筋がより明確に見え、何かワクワク感が半端なくこみ上げてきます」というお言葉をいただき、それが言葉の力だと改めてCONERIのやり方や指向しているところに間違いはないと確信したところです。

やっていることは単純で、企業スローガンやプロジェクトスローガンを、商品開発、人事政策/社員教育、営業施策、広告/広報へと素直に展開させ、それぞれの部署の社員の方と、言葉を基軸に二人三脚をしていくということで、それはどの企業でも、ほぼ同じことです。その過程は、企業が市場に向けてコミュニケーションを図るだけでなく、社員に向けて図るコミュニケーションが圧倒的に重要で、いかに主体性を発揮し、社員一人ひとりが主人公となれるかが最大の焦点です。そうなれば、わたしは彼らの良いものを引き出すことが仕事に代わり、それは結局、市場へのコミュニケーションの言葉を開発する最大のヒントとなります。

多くの得意先の経営者は、言葉を起点に、ここまで事業展開として具体的に動かせるものかと驚きを持たれていますが、これが、企業の存在価値を言葉で明確化・戦略化していくということ。明確化とは、企業スローガンやキャッチフレーズなどに言語化/ビジュアル化するということ。戦略化とは、企業活動の4領域、つまり、商品開発、人事政策/社員教育、営業施策、広告/広報へ落とし込んでいくということ。実に明晰で一点の曇りもない状態が、わかりやすさとして共感を得る第一歩となります。


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【これも、コピーライターの視点_89】


<稼ぐ組織は、教育の場>

企業組織というのは、
どこまでいっても「教育」。
雨の日、店に貸し出し用の傘や
乾いたタオルを置いてくれている店。
来客時に、全員が気持ちのいい挨拶の
できる店。
仕事を自分ごととして、主体的に
嬉々として取り組める企業。

一人のある人ができるのは
その人の特性かもしれませんが、
組織全体としてそのような「文化」
を醸成し、定着していくのは、教育。

教育というなら、成長の実感が必要。
ここに幼児教育の専門家、無藤先生の言葉を
引用しますが「つまり、それらは、
気付き・できるようになる機会を増やし、
試し・工夫するよう促し、
やってみたいことを見つけ、
最後まで粘り強く取り組もうと
することを支えることなのである。
そういう活動を増やし、導く」。
とあります。

幼稚園児の成長スパイラルの延長に
企業組織もあるのだとわたしは見ています。
任意の人の集団である企業か、
任意の幼児の集団であるのか。
年齢は違えど、多様な価値観や特性を持つ
人の集団である以上、
そのなかで個人が成長実感を伴いながら
組織も豊かになるという意味では
まったく同じではないか。

企業の場合は、その軸や判断基準に
明確な言葉が必要。
企業の存在価値を明確化・戦略化
していく言葉に照らして、
社員の成長を意味づけ、評価していくのが
管理職の役割。


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【これも、コピーライターの視点_88】


日本中央競馬会のCMを
ついこの間まで、
毎朝みていたように記憶しています。
鶴瓶と数名の若いタレントが出てきて、
「夏競馬」なんてやっていました。

競馬を熱心にやっていた世代を
団塊の世代と見ると(実感ベースですが)
それは、成熟したと思われる市場の一つ。
同様に、遊技場(パチンコなど)も、
メインの顧客層は、高齢化しているのではないか。

メインの顧客であふれかえるとき、
新規顧客を迎え入れる精神的な余裕は
おそらくよほど仕組み化していないと
ないと思われます。
団塊の世代が熱狂する一方で、
それに影響を受けて同じようにする人もいれば、
「自分のものではない」と思い込み、
見向きもしない人もいる。

成熟市場を放置するとは、
このような結果を招くという
わたしの実感ベースの一例です。
もちろん、競馬とか遊戯関係は
文化的、心理的、時代的な背景もあるでしょう。
しかし、それも含めて、
コミュニケーション戦略の及ぶものです。

企業は、商品のコミュニケーションから
企業のコミュニケーションへと
そして、文化・風土へと働きかける。
こういう拡がりが本来は必要です。
いつまでも自社のことばかり語っていては、
御社の軸足を置く市場は、
いつか衰退してしまいます。


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【これも、コピーライターの視点_74】


<何を発信すれば際立つのだろう>

いまの時代、できることに差はつきづらい。
それでも仮りに差がついたとしましょうか。
電気自動車やハイブリッドカーなどは、
独自の開発で、できることがどんどんと増えています。

「これができました!」
というのは、初期段階のPR。
そのうち、「ああ、できるのね」という
驚きを伴わない反応におさまります。

持続性があって、共感性が高いのは
「この新しい技術を使って
こんな社会にしたいんです!」
というような生き方/あり方を見通す言葉。
未来の社会のあり方を提案する言葉。
そこに、共感はのっかります。

でも、それは正解のない領域。
主観的だとも言えます。
日本人が苦手な領域です。
だからこそ、それを明言している企業ほど
輪郭がはっきりとして、際立っているでしょ。
生き方/あり方の言葉を
CONERIと一緒に獲得しませんか。


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【これも、コピーライターの視点_73】


<イコールの関係を増やしていこう>

例えば、料亭はどのような情報を
発信すれば、お客さまが動くだろうか?
というような話を、
問い合わせいただいた料亭で
お茶を飲みながらやっていました。

いくつか申し上げたことはありますが、
季節を感じさせることは重要だ
という話を一つはしました。

旬の食材を使う料亭にとって、
季節の美味を食しに来ていただく
ということは、季節の変化の機微を
美しくとらえていくというのは
大事な情報発信の一つです。

ススキの写真でも良いでしょうし、
道端の落ち葉でも良いと思います。
旬の料理と季節感という
異なるものの関係性を
豊かに広げていくことで
世界観が生まれてきます。

しかし、そのためには、
異なるものが、異なるものだとしか
認識できなければ、
永遠にそれはできない。
ものの見方・考え方が大事で、
そこに価値があるということです。


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